「自分が、今ここにいるのは・・・」を知りたかった。

自分が、今ここにいるのは、両親がいて、その両親がいて、また、その両親がいて・・・と続いてきたことはわかっているのですが、なぜか自分事という感じが少ない。何か足りない。
それは、会ったことがない先祖の名前も、誕生日も、結婚記念日も、何も知らないからかもしれない。

自分の血のつながった直系を調べられるだけ調べよう。
そして、そのうち一人でも「縁」がなかったら、私がこの世に存在しない。と「縁のつながり」を感じるものをつくろう!それが、縁結び家系図でした。

50歳の私が調べてみると、直系62人のうち、50数名の名前がわかりました。誕生日、入籍日、亡くなった日もわかります。時代時代に、私の先祖は生きていたことを実感します。
私の子の世代になると、戸籍から直系100人以上はわかると思います。

縁結び家系図をつくったからといって、今の生活が大きく変わるわけではないですが、何か気持ちの変化はあった気がします。
「縁」という言葉を使うことが増えたかなと感じます。
仏壇に線香をあげるとき、ちょっと日ごろのことを話したり。
お墓参りに行く回数が、気持ち増えたかなとか。

昔は戦争とか、開墾とか、冷害とか、大変だったんだろうな。と思うことがあります。
ちょっとずつ変わっていく。それで良いと思います。

この記事を書いた人

店主 横山秀人